2025年02月07日

【久留米SC】合同対策委員会

2025年2月6日に久留米市において恒例のSC合同対策委員会が開催されました。

委員のみなさんが「主体者」としてまちの安全のために考えアクションを起こすためのきっかけづくりとして始められ、今年で4回目となります。

日頃は対策委員会ごとに同じメンバーで話し合うのですが、合同対策委員会では対策委員会の壁を超え、1テーブル6人前後が共通のテーマについてディスカッションします。



今年は、「飲酒運転防止」のテーマで、約10テーブルに分かれて話し合いました。昨年度もかなり盛り上がったのですが、今年はさらに盛り上がり、90分から120分に

延ばしたにもかかわらず足りないほどでした。



各テーブルでのディスカッションの後に皆さんの前で報告をお願いしたところ次々と手があがり、最後に予定していたJISCによる「まとめ」の時間も割愛したほどでした。

今年の盛り上がりは、事務局とってもうれしいサプライズでした。



日頃の対策委員会での議題を離れて「共通課題」について考えるのも別の視点からまちの安全を考える良い機会だと感じられました。


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2025年02月06日

【都留市】外傷サーベイランス委員会でデータをもとに議論

2025年1月31日、都留市において外傷データサーベイランス委員会が開催されました。

セーフコミュニティの活動の2つの特徴の1つは、データを活用して根拠の基づいて取組みを進める点です。(もう一つは、分野横断的な協働です)
この2つの特徴を併せる役割を担うのが外傷サーベイランス委員会です。

対策委員会の取組みの対象となる地域の安全問題の抽出と取組みの成果をデータをもとに協議します。

全てのSC推進自治体で設置されているものの、活発な意見が行きかう生産的な協議にならない、というご相談をいただきます。
そのようななか、今回都留市で開催された外傷サーベイランス委員会では、各委員が次々と発言されて、活発な会議となりました。

今回の議題は、安全診断の結果について協議でした。

事務局が説明した内容について、安全課題をどう解釈するか、を委員それぞれの視点から発言されました。例えば、研究者からは統計的な見方から「何が問題なのか」を発言するとともに、数字の見方、表現の仕方などについてアドバイスがありました。
一方で、警察や消防などデータを提供している組織の代表として出席されている委員からは、データの背景にある状況や周辺自治体との比較など数字からは見えない部分の説明がありました。

例えば、「交通事故はわき見運転によるものが多い」という数字が出ましたが、「わき見ときいて、スマホを見ていたと思う人が多いようですが、実はそのような事例はほとんどありませんでした。」という情報を提供いただきました。

それぞれの専門性を活かしたご発言により、データを使ってより深い安全診断ができました。
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2024年10月22日

【JISC】亀岡市外傷サーベイランス委員会で取組みの振返りを行いました。

2024年10月21日、亀岡市において外傷サーベイランス委員会が開催されました。
今回は、2023年の救急搬送データの分析報告と一部の対策委員会の振返りを行いました。
まずは、JISCから救急搬送データの分析を各対策委員会ごとに整理し、外傷に関する問題点や検討すべき点を示しました。

続いて、約20年の取組みの振返りと今後の改善に向けて、高齢者の安全対策委員会、乳幼児の安全対策委員会、スポーツの安全対策委員会の委員長にも出席いただき、「問題」「課題」「目標」を整理し、そのうえで「対策」が問題・課題の
解決策となっているか、「評価」方法は「目標」にどれだけ近づいているかを示しているか確認しました。

対策委員会の委員長(子育てNPOの代表)からは、「目標にどれだけ近づいているのかを確認するためには、啓発活動の結果、乳幼児の保護者がどれだけ啓発した内容を実践したのか確認しないといけないことが(このチャートをみると)よくわかりま
す。子育て支援活動の場などを活用して工夫していきます。」とコメントをいただきました。
今回は、時間の関係から各対策委員会の取組みのうち一つを選んで、JISCが用意したロジックモデルのフローチャートを使って一緒に振返りを行いました。

亀岡市は、国内で最初認証された自治体ですが、柔軟に新しい方法を取り入れる姿勢は当初から一貫しています。
長年取組みを進めているなかで、事務局職員も対策委員会のメンバーも入れ替わっています。今回、JISCが提示したチャートを使って問題・課題・取組み・評価・目標を整理されることで、新たに(途中から)加わった方も「新たな視点」を強みに取組みに積極的に加わっていただく機会になることを期待しています。
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